大阪駅徒歩5分、東梅田にあります子供(小児)の歯列矯正を専門とする機能矯正曽我歯科です、よろしくお願いします。日本人は欧米人に比べて唾液の分泌量が少ないと言われています。簡単に証明出来る実験があります。欧米人や中近東の方はビスケット1枚を食べる時にサクサクと食べきりますが飲み物を欲しがりません。しかし、多くの日本人が飲み物無しにビスケットやクラッカーを1枚すら食べきれないと思います。お茶や水を飲みながら食事を楽しむのは日本の文化ではありますが、歯が弱っている方を除いた成長期の子供さんや健康な歯をお持ちの成人の方は気を付けてほしいです。戦国武将の徳川家康は1口で48回噛んだとゆわれています。唾液の分泌が少なくても食べやすい食べ物を好む日本人が更に噛む回数を減らせば、どんどん唾液の分泌量が減ります。唾液はご存知のとおり多くの貴重な抗体を含んでいます。噛むことで唾液腺が刺激されて分泌量が増えますが元々分泌量が少ない日本人が噛む回数を減らす事は良い傾向ではありません。「顔や声が似るから歯並びも遺伝するのではないですか?」と質問させる事が多いです、確かに親子が似るのは当然の事です。しかし、両親の食生活がお子さんの成長の程度を決める事も事実です。両親が噛む回数の少ない食生活を送れば、お子様も噛む回数の少ない食生活を送ることでしょう。これは先天的な遺伝子とは関係が薄いです、後天的な影響があごの発育に影響します。顎の成長不足が歯並びを悪くする事は確かです。両親の遺伝子だけでなく、両親の好みがお子さんに影響します。お茶や水で流し込む食生活は更に噛む回数を減らしましす。堅いお肉を何回も噛んで食べるのもおすすめです。