混合歯列期は誰が治すの?

大阪駅徒歩5分、東梅田にあります子供(小児)の歯列矯正を専門とする機能矯正曽我歯科です、よろしくお願いします。小児歯科と矯正歯科が歯並びの治療をすると思います。小児歯科は乳歯が生える前から生えそろう時期を担当して、歯並び以外の治療や相談にもたずさわります。年齢でたとえるなら生後から8才位までのお子さんが対象です。11才位から永久歯列が完成していきますのでこの年齢から矯正歯科の担当になります。8才から11才の間を担当する歯科分野がありません、まさにこの時期は混合歯列期にあてはまります。混合歯列期は乳歯と永久歯がお口の中に混在する時期で、乳歯が後続の永久歯に交換する時期とも言えます。成長期といえば直ぐに新春期の成長を思い描く方は多いと思います。身長が急激に伸びたり、男子と女子の違いが鮮明になって多感な時期でもあるので精神的な変化にも特徴の有る時期です。あまり知られてはいませんが混合歯列期はJuvenile growth spurt(児童(学童)・成長・上昇) としてヨーロッパの矯正の教科書には紹介されています。日本語訳がないので私の個人的な考えで学童性成長期と訳しております。学童性成長期(混合歯列期)は思春期性成長期と比べると変化量が小さいので目立ちませんが、歯科領域においては劇的な変化が起こる時期です。この時期に前歯の歯え変わりや歯並びを決めるとても大事な時期です。アメリカの大手マウスピース矯正会社も今年からこの時期の大切さに気づきだして、大々的に宣伝する様になりました。成長期を利用した、優しい治療法が混合歯列期には必要です。成人矯正と違って親御さんの協力も必要です。機能矯正曽我歯科では学童性成長期(混合歯列期)を利用した安全でお子さんに負担の少ない治療法だと考えております。